「ぼくは麻理のなか」の感想とあらすじ
大学生の小森功は大学には通っておらず、
毎日家にこもってゲームと一人エッチで
時間を潰していました。
田舎から上京してきた小森は周囲と馴染
めず、気がつけばぼっちでした。その孤独
な雰囲気に耐えきれずにドロップアウトし、
現在に至ります。
その小森が唯一心の安らぎとしていたのが、
いつもコンビニで見かける女子高生・吉崎
麻里でした。誰が見ても超一級の美少女な
ルックス、女子高生特有の甘美な香りを身
にまとい、街中を闊歩していました。
小森は「コンビニの天使」と勝手に呼び、
コッソリと尾行して眺めるのがいつしか
日課になっていました。
ある日、小森がいつものように吉崎麻里の
帰りを後ろから尾けていると、吉崎麻里が
突然立ち止まって視線を自分に向けた瞬間、
小森は気を失ってしまいます。
翌朝意識を取り戻した小森は、見たことが
ない部屋にいました。違和感はそれだけ
ではありません。そう小森は「コンビニの
天使」、吉崎麻里になっていたのです。
2人の人格がいつの間にか入れ替わった
のか-一瞬喜んだ小森ですが、現実から
目を背けることはできません。
今の状態をいくら説明しても、麻里の家族
や友人たちが信用するはずはありません。
麻里になり切らなければ・・・麻里の身体
を見ないように注意しつつ、ぎごちなく
身支度を整える小森。
そこであることに気がつきます。
ボクはここにいる。
じゃあ、麻里さんはどこに?
小森は目下最大の難関、学校に向かいます。
「吉崎麻理」として振る舞おうと奮闘しま
すが、非モテニートヲタでは付け焼刃にも
ならず、繕いきれずに出るボロの数々。
と、そこを麻理のクラスメイトで、密かに
強い憧れの気持ちを抱いていた柿口依に
「誰なの?キミは・・・」と勘づかれ、
ついには事情がばれてしまいます。
しかしこのおかげで、依という理解者を
得ることができた小森は「憧れの存在」の
麻理の意識の行方を追うべく行動をはじめ
ていきます。
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